デジタル・ベタ焼き

スキャニングでベタ焼きを作ります。

ベタ焼きとは

ベタ焼き
ベタ焼き

フィルム上に写った何枚かの写真を、大きさをそのままに一枚の印画紙にプリントしたものをベタ焼きと呼びます。普通は一本のフィルムに写った写真を一枚のプリントにして、そのフィルムの内容見本とします。ネガはフィルム現像をしただけでは内容が分かりにくいため、「ベタ焼き」を作り、その中からプリントする写真を選びます。

銀塩プリント(印画紙)でベタ焼きを作るときは、フィルムを印画紙の上に直接置いて、引き伸ばし機で露光してプリントを作ります。印画紙とフィルムを密着させてプリントするので密着焼き、コンタクトプリント(Contact Print)、あるいはたんにベタとも呼ばれます。

フィルムのベタ焼きはフィルムの大きさそのままでしたが、デジタル・データの大きさは自由に作れるので、自分で見やすいように作ることができます。

デジタル・ベタ焼きの作り方

以下の例は、EPSON GT-X900, MacOSX10.4, PhotoshopCS3, EPSON scan 3.25J、フィルムがカラーネガ・フィルムの場合です。GT-X900に代わり、2007年秋にGT-X970が、2014年秋にGT-X980が発売されました。

フィルムエリアガイドをセット
フィルムマスクの代わりにフィルムエリアガイドをセットします。
ネガ・フィルムを並べる
フィルムエリアガイドの内側にフィルムを並べます。並べ終わったら上蓋を閉じます。

ソフトウエアを起動

スキャナのソフトウエアを起動
Photoshopのメニューから、ファイル > 読み込み > EPSON GT-X900...でスキャナのソフトウエアを起動します。
フィルム(フィルムエリアガイド使用)
原稿設定 > 原稿種で「フィルム(フィルムエリアガイド使用)」を選択します。
カラーネガ・フィルム
原稿設定 > フィルムタイプで「カラーネガ・フィルム」を選択します。

出力データの設定

24bit カラー
出力設定 > イメージタイプで「24bitカラー」を選択します。出力した後に画像補整をしないのであれば24bitカラーで充分です。
出力サイズを決める
出力サイズ > 幅と高さ、またはズーム(率)を設定します。モニタで見るだけなので高さ1000ピクセルにしました(任意の大きさで良いです)。スキャン後に大きさが足りなければスキャンをやり直します。

プレビューと本番スキャン

プレビュー画像を表示
プレビューボタンを押して、プレビュー画像を表示させます。
必要に応じて補正
プレビュー画像のうちスキャンしたい範囲を選び、必要に応じて補正を掛けます。この場合はプレビュー画像の濃度が薄い感じだったので、濃度補正で「より重い感じに」設定しました。
スキャンボタンを押します
スキャンボタンを押します。
スキャン画像が表示
スキャンが終わり、スキャン画像が表示されました。

スキャン画像を保存

スキャン画像を保存
Photoshopのメニューから、ファイル > 保存(または、別名で保存...)を選びます。
JPG形式で保存
わかりやすい名前を付けて、JPG形式で保存します。画像補整やプリントするのでなければ、保存形式はJPG形式で充分です。
ベタ焼き
完成ベタ焼き画像