写真用フィルターはレンズの前(または後)に取り付けて光をコントロールするものです。色を付けるもの、光量を減らすもの、特殊効果を創るもの、近接撮影のためのもの、などがあります。
クローズアップ・レンズという虫眼鏡みたいなフィルターをHOLGAに取り付けることによって、通常よりも近くのものにピントを合わせることができます。近距離にピントを合わせて写真を撮ることを近接撮影(クローズアップ撮影、接写、マクロ撮影とも)と呼びます。
HOLGA単体ではピント位置を「1人マーク」にしても、手前のサクラの花はピンぼけになってしまいますが、クローズアップ・レンズを付けることでピントを合わせることができます。
ただし、近接撮影はパララックスのため、ファインダーから見えている状態と実際に写る写真が大きく異なります。