HOLGAは1/100秒シャッターと、バルブ・シャッターを使うことができます。
通常の1/100秒シャッター(N)では暗すぎて写らないような場面でもバルブ・シャッター(B)だと写すことができますが、必要な露光時間は状況によりいろいろです。
また、バルブ・シャッターではシャッターを開けている時間が長いため映像がブレてしまうので、三脚に取り付けて撮影する必要があります。
HOLGAは多重露光というテクニックを簡単に使うことができます。多重露光というのは、1枚のフィルム上に2回以上の露光をすることです。それによって、1回の露光では得られない映像イメージを得ることができます。
フィルムを巻く >>> シャッター >>> フィルムを巻く >>> シャッター >>> ・・・
という順序から「フィルムを巻く」作業を省けば良いだけです。
フィルムを巻く >>> シャッター >>> シャッター >>> ・・・
フィルムを巻き上げないで連続2回シャッターを切れば、同じフィルム上に2回分の映像が重なって記録されます。