スキャナに付属しているフィルム用マスクを使う方法だとフィルム全画面のスキャンができません。そこで、原稿台に直接フィルムを載せるという方法で、フィルム全画面のスキャンをしています。
ただし、ニュートンリング(後述)の影響で画像のクオリティーは低下します。
無反射ガラスはガラスのみが写真用品として売られていましたが、2020年現在は販売されていないようです。
無反射ガラスタイプの額縁を購入すれば、前面ガラスを使うことができると思います。写真の展示にも使えて一石二鳥かも!?
同じ方法で35ミリフィルムをスキャンすれば、パーフォレーションを含む全画面をスキャンすることができます。
ただし、スキャナの機種によっては専用のフィルム台を使わないと、フィルムモードでスキャンできないものがあるかもしれません。
付属のマスクを使ってスキャンする場合は、フィルムと原稿台は接触しないのでニュートンリングはできません。
ニュートンリングが出ていても、画像のサイズが小さい場合やクオリティーの低い画像ではほとんど分かりませんが、画像のサイズが大きい場合、クオリティーの高い画像、特にプリントしたものでは非常に目立ちます。
上の小さい写真は、この下に掲載している大きい写真を縮小しただけのものです。写真を小さくすると、ニュートンリングが見えなく(目立たなく)なるのが分かると思います。